まず、最近来起きている世界情勢を整理する。
①ギリシャ問題などに端を発するユーロ・ポンド危機
②バークレイズ、JPモルガン、バンカメなどの米金融界
③鉄鉱石・銅など資源価格の上昇
④中国人民元の利上げ観測
①については、すでにブログの中でも真相を述べてきた。
それが②と連動し、米国破綻の目くらましであることを指摘した。
先ほど入った速報では、S&Pが米国の格付け「AAA」にはリスクがあるとし、
<米国に対する海外の債権者は、ユーロ圏諸国がより強いマクロ経済政策を追求していると判断した場合、特にドル建て資産の保有を減らす公算がある。その場合、世界の準備通貨としてのドルの地位が弱まる可能性がある>と指摘した。
(ブルームバーグより)
再三述べてきたようにユーロ危機の演出が、"ドル資産売り"のためにあることが上記記事は示している。
同時にそれは、米財政及び銀行の破綻リスクを大きくすることになることを表している。
これにより、本年の"メインイベント"である「アメリカの・デフォルト」が6月にも起こりうることは過去にも述べきたので、改めて申し上げるつもりはない。
問題は、"その後"に起きることが重大なのだ。
ここで③、④の中心となる中国の動向が大きく左右する。
すでに人民元利上げは、3~4月、あるいは5月に行われる可能性が高いことも示したが、これはインフレ圧力が高まってくるからだ。概ね6月以降、年内に利上げがあるだろうとする識者たちが多かったが、ここにきて一気にその観測が早まってきているのは、
資源高が襲い始めてきているからだ。
さて、この資源高、私は腑に落ちない点が最近来あったのを告白しておこう。
これは3月2日の『30分間限定情報』でお伝えしたが、ゴールドマン・サックスがBHPビリトンやリオ・ティントらに「鉄鉱石の販売額が安すぎる」とレポートで発表した翌日に、HPビリトンと日本鉄鉱会社との値上げ交渉の報道が一斉に行われ、世界的に広がっていったことである。
まるで示し合わせたかのようである。いや、実際の水面下ではそのような動きは続けられ、表面化されたのが2日だったのだろうことはわかる。
しかし、このタイミングは絶妙といえば絶妙である。
なぜなら、銅鉱石や鉄鉱、パルプの産地であるチリが2月27日に巨大地震に見舞われたからだ。
中国の内需同様、チリのダメージが資源高高騰の背景ともなっているのだ。
とすれば、チリ巨大地震も意図的に引きおこされたものなのか?
地震兵器といわれる「HARRP」でも使ったのだろうか?
その筋に詳しいエージェントから聞いたが、当時の状況からそれはないという。
だが、2年前に起きたチリ南部のチェイテン山噴火(5月2日)と四川省大地震(5月12日)は連動しているというのだ。
そして、今回も同日に起きた100年ぶりの沖縄大地震とチリ巨大地震は連動しているともいうのだ。
その原因は何か?
以下の記事が原因だ。
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)、運転再開 2年後にはフル稼働へ
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)が早ければ25日にも再稼働する見込みだ。去年の 11月20日に修理を終えたLHCは同月30日、あらゆる粒子加速器を凌ぐ世界最高の加速 エネルギー記録を達成した後に予定の"冬休み"に入っていた。 (中略)
粒子加速器は、電場を利用して粒子を極めて細い高速ビームにして加速する。この粒子 ビームを正面衝突させてビッグバン直後の極限状況を再現し、さまざまな科学上の謎を解く手掛かりを入手できるとLHCプロジェクトの専門家は期待している。例えば、宇宙の質量の大半を構成しているといわれる目に見えない物質、暗黒物質(ダークマター)の性質についても何かわかるかもしれない。
LHCは欧州原子核研究機構(CERN)が運営しており、フランスとスイスの国境付近の
地下、全周27キロの円形のトンネルに格納されている。 (中略)今週から始まる稼働期間中は、さらに野心的な計画が進められる予定だ。現在の スケジュールでは、各ビーム3.5 TeV、計7 TeVの衝突エネルギーを生み出す実験を、2011年後半から2012年初めまでに実施する段取りとなっている。(後略)【ナショナルジオグラフィック・ニュース 2月23日】
